サウナに入ると身体に出てくる「あまみ」って何? | 表参道の個室サウナ|個室内に水風呂を完備したプライベートサウナKUUです。

サウナに入ると身体に出てくる「あまみ」って何?

サウナに入ると血行が促進されて、身体全体が赤くなっていきます。

これは毛細血管が拡張されるため、肌に近い毛細血管が拡張している証拠です。

そんな中、サウナーが喜ぶポイントに「あまみ」があります。

あまみができている!と嬉しそうに語るサウナーも多い一方、あまみって何?と初心者の方は思うかもしれません。

ここでは「あまみ」とはどういうものなのか、なぜあまみと呼ばれるのか、サウナに入ると身体に出てくる「あまみ」についてご紹介します。

1. 赤い斑点が「あまみ」

「あまみ」とは足などに出てくる赤い斑点のような状況を指します。

見た目にはキリンのような柄がふわっと出てくるので、何か良からぬことが起きているのではないかと思いがちですが、もちろん身体の正常な反応であって、決して良からぬことは起きていません。

冒頭でもご紹介した通り、サウナに入ることで毛細血管が拡張されて身体全体が赤くなります。

そして、水風呂に入ることで今まで拡張されていた血管が急速に収縮します。

水風呂の後に外気浴を行うことで「ととのう」わけですが、あまみは外気浴を行っている最中に出やすくなります。

つまり、収縮ができた血管、まだ拡張気味の血管が混在している状態が「あまみ」です。

厳密には水風呂を出た直後から「あまみ」は出来始めていますが、実際にそれを確認するのは外気浴に入ってからが多く、サウナを描くマンガでも外気浴中に「あまみ」を見つけるシーンが見られます。

ちなみに、「あまみ」という言葉は方言で、体中に生じる斑点を富山の言葉で「あまみ」と呼びます。

このフレーズがサウナで一般的になったのは、サウナーから尊敬のまなざしで見られるサウナブロガーが使い始めたからとされています。

2.あまみが出るのはサウナを満喫している証拠

赤い斑点が、キリン柄のように

出てくるとなると、あまみに対してあまり知らない初心者からすれば、「本当に大丈夫?」と思うかもしれません。

しかし、あまみが出る状態はむしろ喜ばしいことであり、サウナを十分に満喫している証拠といっても過言ではありません。

そもそもあまみが出るか出ないかは、まず高温のサウナにしっかりと入って、毛細血管を拡張させなければ成立しません。

その後に水風呂に入って冷やすことでコントラストがはっきりと出ます。

ちなみに、あまみにも個人差があり、出やすい人もいれば出にくい人もいます。

また斑点にも色味の濃さ、薄さがあるため、はっきりとあまみが出る人もいれば出ない人もいます。

少なくともあまみが出ている人は、高温のサウナでじっくりとサウナに入り、その後、水風呂で2分ほど耐えて、外気浴で「ととのう」ことができる人になります。

「ととのう」を満喫できれば、サウナを十分楽しめているといっても過言ではありません。

そして、あまみが出るサウナは、絶妙な高温でサウナが管理され、水風呂もしっかりと冷たい状態になっていることを意味しており、あまみができるサウナは素晴らしいサウナという見方もできます。

あまりにも高温過ぎれば温まる前に出ざるを得なくなるので、あまみが出る状況ではなくなります。

かといって、「あまみを身体に作るぞ!」と気合いを入れてサウナに入るものでもありません。

先ほどもご紹介した通り、効果には個人差があるほか、たとえあまみが出ていないとしても十分にサウナは楽しめるので、体質で出にくいのかもしれないとあきらめて、まずはサウナそのものを楽しんでいきましょう。

3.あまみはどれくらいで消える?

あまみが出るのはいいサウナであることは間違いありません。

なので、何とかしてあまみを作ろうとする人もいます。

しかし、一定の時間だけあまみが出てほしいと願う人がほとんどで、できたはいいけどあまみが消えないとなった時、焦ってしまう人も多いはず。

あまみは長くても30分で消えていくと言われています。

これは、あまりにも高温の環境で拡張した血管、反対に寒すぎる水風呂で収縮した血管が体温に引き戻されるためにそれなりに時間がかかるからです。

ですので、特に焦る必要はなく、外気浴を行っていく中で戻っていくことがほとんどです。

あまみが意外と長く残ってしまうケースもありますが、サウナ初心者などサウナにじっくり入ったのが初めてか、まだ2回目、3回目という人に起こりやすいため、ある種の「洗礼」のようなものと思っていいでしょう。

それでもなお「あまみ」が残っている場合、場合によっては「やけど」もしくは「アレルギー反応」の可能性も考えられます。

サウナの場合、高温に晒され続け、熱くなっている部分に接していることで低温やけどになっている場合があります。

低温やけどの場合は痛みなどの異常がついてきます。

普通の「あまみ」では痛さはほぼ出ないので、痛みがある時点で注意が必要です。

アレルギーの場合は、サウナが直接的な原因ではなく、サウナ前の食事、もしくは何らかのアレルギー源があった可能性があります。

この場合もあまみ以外に何かしらの副反応が出やすいため、異常を感じたら病院に行きましょう。

しかし、基本的に「あまみ」は毛細血管によるものなので、身体に悪いことではありません。

何かしらの異常を感じ、しかも何時間か経過してもあまみらしきものが残っている場合は念のため、医師の診断を受けましょう。

まとめ

あまみはサウナに入ることで生じる生理現象のようなもので、サウナをより堪能できていると考える程度で問題ありません。

ただ、まれにアレルギーや低温やけどの可能性もあるため、特に初心者のサウナーの方は注意しましょう。

あまみができていることに喜びを感じるサウナーが多く、そのあまみで充実感を得る人もいます。

体質によってあまみのでき方に違いが生じるので、まずあまみができやすい体質なのか、色味は濃くなるのか薄くなるのかを理解した上で、無理のない形であまみを作り出していきましょう。

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